上沼恵美子のおしゃべりクッキングで放送された「牛肉と舞茸の黒こしょう炒め」の作り方をまとめ、実際に作ってみました。
教えてくださるのは大阪あべの辻調理師専門学校の石川智之先生です。
今回の番組のテーマは「安い牛肉をおいしく」です。
薄切りで売られている安い牛肉をやわらかくするポイントは「卵液を吸い込ませる」ことです。
そんな方法があるんですね。私には初耳情報でした。
では作り方を紹介いたします。
牛肉と舞茸の黒こしょう炒め
材料 2人分
- 牛もも肉(薄切り) 130g
- まいたけ 70g
- きぬさや 10枚
- 長ねぎ 1/4本
- にんにく(薄切り) 5g
- 黒こしょう(粗びき) 少々
- 油 適量
—– *牛肉の下味
- 塩 少量
- こしょう 少々
- しょうゆ 小さじ1/4
- 紹興酒(料理酒でもOK) 小さじ1
- 溶き卵 大さじ1 1/2
- 片栗粉 小さじ1
- 油 小さじ1
—– *合わせ調味料
- オイスターソース 小さじ1 1/2
- 紹興酒(料理酒でもOK) 小さじ1
- しょうゆ 小さじ1
- 砂糖 小さじ1/4
- 水 小さじ2
- 片栗粉 小さじ1/4
作り方
1、牛もも肉は5cm幅に切る。
2、牛肉の下味の塩、こしょう、しょうゆ、紹興酒(料理酒)、溶き卵を混ぜて牛肉を入れ、ほぐしながらもみ込む。
☆point
卵液を吸わせることによって、牛肉を炒めるときにでていってしまう水分を抑えることができ、ふわっとした仕上がりになる。
4、卵液をもみ込んだ牛肉に片栗粉を加えて軽く混ぜ、油を混ぜて一枚ずつ広げておく。
☆point
片栗粉を混ぜることにより、舌触りがよくなる。
5、舞茸は細長く切り、きぬさやは筋をとる。長ねぎは縦半分に切って斜め1.5cm幅に切る。
6、合わせ調味料*のオイスターソース、紹興酒(料理酒)、しょうゆ、砂糖、水、片栗粉、ごま油を合わせる。
7、鍋に油小さじ1を熱し、牛肉をほぐしながら強火で炒めて取り出す。
8、鍋に油小さじ1を加え、にんにくの薄切り、まいたけの順に加えて炒める。
そして黒こしょうを加えて炒め、長ねぎ、きぬさやを加える。
☆point
ここで加えて炒める黒こしょうが最終的な料理の香りを決める。
9、牛肉を戻し入れて炒め合わせる。最後、強火にして(6の合わせ調味料)を少しずつ加えて炒める。
10、皿に盛り、完成!
まとめ
牛肉と舞茸の黒こしょう炒めは味付けが濃いめなので、ご飯にとても合う一品です。
黒こしょうが効いていて味にパンチがありとても美味しいです。
牛肉は卵液をもみ込んだので、やわらかくてフワッとした仕上がりになりました。
今後も「牛肉に卵液をもみ込む」を実践していきたいと思います。